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東京女学館中算数
平成23年度（2011年度）の出題内容と傾向の変化

このページでは、東京女学館中学校の平成23年度（2011年度）の算数の入試問題の出題内容と傾向の変化について解説しています。年度により多少の変化もありますので、東京女学館中学校を志望する方は、他の年度とも合わせて、ぜひ把握しておいてください。

東京女学館中・算数　平成23年度の入試データ

東京女学館中　算数　入試データ
配点	100点
試験時間	50分
大問数	7問
小問数（設問数）	25題

東京女学館中・算数　平成23年度の出題内容

東京女学館中学校の平成23年度（2011年度）の算数の出題内容は以下の通りです。
23年度の算数では、22年度では出されていなかった「グラフ」が、2年ぶりに出題されています。

大問1	四則計算、逆算	大問5	水の深さと体積
大問2	倍数算、相当算、食塩水の濃度、のべ算、条件の整理、角度	大問6	つるかめ算、売買損益
大問3	平面図形―角度、面積、長さ	大問7	速さとグラフ、旅人算
大問4	数列

東京女学館中・算数　平成23年度の入試傾向の特徴について

ここでは、平成23年度（2011年度）の出題の特徴と、例年と比較した場合の傾向の変化について解説しています。

大問1、大問2は、基本的なレベルの問題

平成23年度の東京女学館中学校の算数の入試問題は、大問1が計算問題、大問2が一行問題、大問3～7が応用問題という、例年通りの問題構成でした。
大問1の「四則計算、逆算」と大問2の「倍数算、相当算、食塩水の濃度、のべ算、条件の整理、角度」は、基本的なレベルの問題です。スピーディに解いて、後半の応用問題に時間を使えるようにしておきましょう。

大問3～7の（1）は、（2）以降を解くための手掛かり

例年通り、大問3～7の（1）は、（2）以降を解くための手掛かりになっています。（1）をしっかり正解できないと、(2)や(3)も解くことができません。落ち着いて確実に解いていくことがポイントです。

応用問題も、基本的な知識で十分解ける

東京女学館の算数では、難問奇問は出題されません。大問5「水の深さと体積」や大問7「速さとグラフ、旅人算」など、後半の応用問題も、基本的な知識を使えば、十分解くことができます。その代わり、他の受験生も得点を伸ばしてくるので、ケアレスミスでの失点には要注意です。

23年度は特殊算が7題と多く出された

23年度は、大問2で、最近あまり出題されたことがなかった「倍数算」が出されたのが特徴でした。また、22年度は4題しか出題されなかった特殊算が、23年度は7題出されたように、年度によって特殊算の出題に偏りがあるのも、東京女学館の傾向です。
何が出されても解けるよう、しっかり基礎固めをしておきましょう。