- 2008.04.29
2008 神奈川私立中学相談会リポート

当日は午前10時開場にも関わらず、開場30分前には既に100人近い熱心なご家族が入口前に集まっていました。
開場直前ともなると整列入場待ちの列も1000人を超えるほどの長さとなり、私立中学へ期待の高さが感じられました。
開場になると同時に場内は熱気を帯び、目指す学校のブースへと進み熱心に話を聞いたり質問をぶつけたりするご父兄や、出来る限り多くの学校パンフレットを受け取ろうと慌ただしく会場内を移動する小学生など、限られた時間内での志望校の情報収集に懸命でした。
また会場の四隅で行われた模擬授業、模擬実験への参加も盛況。ほとんどの授業、実験が聴講希望の小学生で埋まる賑わいをみせていました。

そしてメインイベントのひとつとして行われたパネルディスカッション「私学教育の未来」。
>>画像1
現在そして将来の私学教育に関しそれぞれの考えを述べ、貴重なディスカッションを楽しみにしていたご父兄の注目を集めていました。
>>写真2
本相談会開催にあたり、加藤紀一実行委員長(学校法人藤嶺学園理事)は、
「今回で3回目を迎える合同説明会ですが、2年前の初回が9,500人、昨年が10,925人と回を重ねる毎に来場者が増えています。ありがたいお話ですし、私立中学への期待が高まっている現われでもあると実感しています」
と冷静に分析されていました。
「私立中学に期待される大きなポイントは、進学面と人間教育面だと考えます。各学校にはそれぞれの校風がありますが、幅広い意味での人間教育という観点からも各学校の校風を見極めて志望校を選択してほしいと考えます」
加えて加藤氏は、
「神奈川県は近代私学発祥の地であり、100年以上の歴史をもつ学校もあります。
私学の歴史に根付いた県内の充実した教育環境で生徒さんたちに成長してほしいですから、神奈川県内在住の中学受験志望の方には、通学の利便性も含め県内の私立学校へ進学することを望みます。もちろん県外からの進学も大歓迎です」
と、神奈川の私立中学の魅力を語ってくれました。
>>写真3
しかし、近代私学発祥の地である神奈川にとって大きな岐路が迫っているとも加えて話してくださいました。
それは、すでに決定している2009年度から2校の中高一貫教育公立学校が開校すること。
県立大原高校と県立相模大野高校が、それぞれ来年4月からの中高一貫教育に向けて再編、移行準備を始めていることです。
加藤氏は、公立学校にも良さがあることを前置きしながらも、
「6ヶ年教育に関して、私学には歴史があります。最近では、都内区立中学校での"夜スペ"など新たな試みが注目されていますが、私学においてはそのような指導は当り前のことなんです」
と、公立学校との違いも明確であることを強調。
私立学校としてはのんびり構えてはいられませんが、公立学校との違いをはっきりと強調しておきたいところだと語ります。
>>写真4
最後に加藤氏から中学受験を控えた受験生、ご家庭へメッセージを頂きました。
「お子さんには、是非とも自分の夢に向かって進んでほしいと思います。また、私学の6ヶ年教育の中で、人間性を大きく成長させてほしいと思います。神奈川県の私立中学校は、夢へ進むお子さんとご家族を力強く応援します」
大盛況で幕を閉じた2008神奈川私立中学説明会。
次回は7月13日(日)に場所を同じく横浜みなとみらいパシフィコ横浜で行われますが、全私学中高展となるため私立高等学校も参加となり更に大規模な説明会となります。
*問い合わせは、神奈川県私立中学高等学校協会、電話045-321-1901まで。























