このページでは、城西川越中の過去問から出題傾向と対策を科目別に解説しています。

過去問分析と、長年の中学受験専門指導で培ってきたノウハウを活かして、
一橋セイシン会のプロ家庭教師がお子さんを城西川越中に合格させます。
城西川越中の対策を知りたい方は、ぜひご覧ください。

城西川越中の
特徴

国公立大・早慶上智などの私立大・マーチクラスに充実した合格実績を出しています。中堅受験生の併願対象校として人気のある学校です。
2022年度は国公立27名、早慶上理18名、GMARCH86名が合格しています。
記述や途中式が求められるので、簡潔に物事をまとめたり、筋道立てて説明したりする表現力を養成する必要があります。日頃から時事問題に興味・関心を持つことも大切です。

城西川越中
2022年の出題傾向

教科
時間／配点
出題傾向

算数: 50分／100点; 【大問数】
4題
【解答形式】
解答記述、途中式など
【内容】
四則計算、図形、角度・面積・長さ、速さなど
【ポイント】計算問題1題、応用小問1題、応用問題2題の構成です。前半は解答のみ記述する形式ですが、後半の応用問題では途中式を記入することもあります。途中式の記述の場合、答えが間違っていても部分点をもらえることがありますので、普段から論理的に式を立てることを心がけましょう。応用問題では規則性・割合、速さ、図形などの頻出単元から出題されます。

国語: 50分／100点; 【大問数】
4題
【解答形式】
記号選択、適語記入、抜き出し、記述など
【内容】
説明文・論説文、小説・物語文、知識問題など
【ポイント】
読解は説明文または随筆から1題、小説から1題出題されます。また、知識問題では、慣用句、熟語、漢字などが幅広く出題されます。特に、有名な文学作品とその作者を問う問題が多いので注意が必要です。

理科: 社会と合わせて50分／50点; 【大問数】
4題
【解答形式】
記号選択、適語記入、記述など
【内容】
植物、動物、物質、エネルギー、地球など
【ポイント】
4分野からまんべんなく出題されます。試験時間に対して問題量がやや多いため、時間配分には注意が必要です。

社会: 理科と合わせて50分／50点; 【大問数】
2題
【解答形式】
語句の記入、記号選択、記述など
【内容】
日本の地理、日本の歴史、政治、時事問題、複数分野総合
【ポイント】
地理はある地域の地形・気候・産業について統計資料を読み取って答える問題、歴史は古代から現代までの歴史総合問題、政治は経済や国際問題に関する問題が主流となっています。また、政治分野ではその年の1～8月に起こった重大ニュースの表の穴埋めといった特色のある時事問題が頻出です。

もちろん、細かく言うともっとありますが、こうした傾向を踏まえた上で、入試対策をしていくことが合格の近道になります。

城西川越中の
対策ポイント

算数：数の性質・割合と比では、教科書の重要事項を整理し、基本的なパターンを身に付けておきましょう。図形問題では、求積を中心に対策を整えると効果的です。特殊算については、公式をしっかり活用できるように学習しておきましょう。
国語：長文での読解力が試される問題が中心になっています。演習をする際には、指示語が何を指しているのか、筆者の主張や登場人物の性格、心情の変化などに注意して行うと効果的でしょう。
理科：基礎的な知識を身に付けておくことはもちろん、更なるスキルアップのために演習を繰り返すといいでしょう。「生命」では動物・植物、ヒトのつくり、「地球」では天体に関する単元が頻出です。「物質」では、気体や水溶液、ものの溶け方に重点を置いて対策を整えておきましょう。「エネルギー」は、方位磁石のふれ方、磁石の強さなどの出題があるため、落とさないよう学習してください。
社会：不得意分野を作らないよう、分からない問題は理解できるまで繰り返し解きましょう。地理・歴史分野は幅広い範囲から出題されるため、偏りなく基礎知識をつけておくことが重要です。また、時事問題も見られるのでテレビや新聞などのニュースに目を向けることも重要なポイントになります。