国府台女子学院中入試傾向と対策｜中学受験専門プロ家庭教師の一橋セイシン会

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このページでは、国府台女子学院中の過去問から出題傾向と対策を科目別に解説しています。

過去問分析と、長年の中学受験専門指導で培ってきたノウハウを活かして、
一橋セイシン会のプロ家庭教師がお子さんを国府台女子学院中に合格させます。
国府台女子学院中の対策を知りたい方は、ぜひご覧ください。

国府台女子学院中の
特徴

仏教精神を基盤とした教育を行い、情操の発達を重視した学校です。ただし、カリキュラムは国際化の流れに合わせて英語教育に力を入れており、ホームステイや語学研修など、在校生にはさまざまな国際交流のチャンスがあります。
入試問題では、迅速かつ正確な解答が求められるので、確実な基礎力、さらに応用力を身につけておくことが必要です。また理社では、普段から時事問題にも注意を払っておきましょう。
2024年度は、国公立大に23名合格。私大では、早慶上理に44名、GMARCHに129名が合格しています。

国府台女子学院中
2024年の出題傾向

教科
時間／配点
出題傾向

算数: 50分／100点; 【大問数】
5題（計算1題、応用小問3題、応用問題1題）
【内容】
・四則計算・逆算、角度・面積・長さ、体積・表面積、濃度など
【解答形式】
・解答記入
【ポイント】
計算問題には、かっこが複雑に入りこんだものや逆算もあります。応用小問はさまざまな分野から幅広く取り上げられており、応用問題は図形と特殊算が中心となっています。特に、図形は平面図形の面積や角度、特殊算は速さとグラフや割合に関するものが多い傾向です。

国語: 50分／100点; 【大問数】
2題（文章読解題1題、知識問題1題）
【内容】
・説明文、随筆、小説、書き取り、慣用句・ことわざ、文法など
【解答形式】
・記号選択、書き抜き、適語記入、短文作成など
【ポイント】
読解問題は説明文、随筆、小説のいずれかを題材にしたものが1つ出題されています。説明文は全体の内容をふまえて説明させる問題などがあります。随筆と小説では、状況や動作行動などとからめて心情を問うものが中心です。
知識問題は、独立した大問1つのほか、読解題の中でもみられ、出題量が多くなっています。

理科: 30分／60点; 【大問数】
5題
【内容】
・動植物、水溶液の性質、天体など
【解答形式】
・記号選択、適語・数値記入など
【ポイント】
生命は植物・動物・人体から中心となる問題が出されています。物質は計算問題も多く出されているので注意が必要です。エネルギーはふりこの運動やてこなど、力のつり合いや運動に関係する問題が多い傾向にあります。また、グラフの読み取りも見られます。地球は地球・月・太陽系が大問の中心です。太陽の動きや月の動き、日食などが取り上げられています。

社会: 30分／60点; 【大問数】
3題
【内容】
・各都道府県の特徴、産業、外国との関係、憲法、三権のしくみなど
【解答形式】
・記号選択、適語記入、短文記述など
【ポイント】
各分野とも、総合問題を中心にほぼ均等に出題されます。地理は各都道府県の特徴と産業、日本の都市と周辺国・地域などが近年出題されています。歴史は日中関係が頻出しています。また、江戸時代から近代までの出題もよくみられます。政治は主に憲法・内閣・裁判所のしくみが出題されています。近年は時事問題とからめた出題も多くなっています。

もちろん、細かく言うともっとありますが、こうした傾向を踏まえた上で、入試対策をしていくことが合格の近道になります。

国府台女子学院中の
対策ポイント

算数：基礎的な問題が多いため、計算力をしっかりと身につけることがとても大切です。類似問題をたくさん解いておくとよいでしょう。図形問題は求積問題が頻出なので重点的に対策しておきましょう。
国語：知識問題が多く出題されているため、知識問題は確実に点数を取りましょう。読解問題は、なるべく多くの問題にあたり内容や形式に慣れておくことが大切です。問題集に取り組む際は文章がどのように展開しているかを読み取ると良いでしょう。また、問題にある漢字やことばの意味を調べておくことで、知識問題にもつながっていきます。
理科：4分野から幅広く出題されます。基本的な知識を問うものが出題されているので、基礎知識を身につけたうえで練習問題をくり返しましょう。
「生命」「地球」は基礎知識を深めておくと良いでしょう。「物質」「エネルギー」は知識だけでなく、計算問題にも積極的に取り組んでおきましょう。
社会：どの分野もまんべんなく出題されているため、幅広い知識が必要となっています。しかし問題のレベルは標準的なので、基礎を固めることを心がけてください。
また、試験時間が30分に対して解答記入箇所が多いため、やや忙しい試験となっています。日ごろから解くスピードを意識したり、時間配分についても頭に入れておいたりすると良いでしょう。