家庭教師をつけようと思ったきっかけは？

お母様サピックスにはずーっと行っていて、まあまあ付いていったりしてはいたんですけど、ちょっと気が付くと国語で足を引っ張ってるのかなって思って・・・。国語を上げれば全体的に上がるかなと思って。

苦手な国語の勉強は、塾ではどのような状態でしたか？

Hさん論説文とか説明文みたいな、長い文章書くのが苦手だった。自信があるのにバツが多いから・・・

お母様小説みたいなのはよく読んでましたけど、難しいちょっとした説明文や随筆分とかになると、チンプンカンプンみたいな。記述が足を引っ張ってるのに気が付いたんですけど、なんで違ってるのか分からないんですよね。
４行５行まで全部書くのに、なんで点数取れないんだってなって、もう私たちも何もサポートできないっていうか、どうしてこういうことになってるのかっていうのが分からなくて、これはちょっと手出しが難しいなと思ってました。

家庭教師をつける前の家庭学習はどうでしたか？

お母様序盤教えてもらって、ほぼ７～８割は家でやるみたいな塾だったので、私が知識、夫の算数と分担しながら教えてました。しかし、国語というのは、どうにも手出しができず・・・　こう書けばいいみたいなアドバイスは全くできないので。

塾と家庭教師の大きな違いは何でしたか？

Hさん何でも聞ける。塾だったら一人じゃないから、そんなに大きい声で質問できないけど、先生とは一人だから何でも聞けた。塾だと賢い人が多いから、どんどん分かるから先に行っちゃうけど、私は分かってないから置いていかれて・・・。

お母様聞く間が与えられないんですよね。進み具合とか速いです。

講師の印象はどうでしたか？

お母様かなり反発したりタメ口たたいたり、先生に「帰るぞ！」みたいなこと言われたりとかもあったり、すったもんだやってましたけど・・・。

国語はアップダウンもすごくあって、それでも復習も交えてやってもらったり私たちとも密に連絡を取って、「大丈夫です、いくらでもこういうことあります」みたいなことを言って、メンタルケアも随分していただいて、ありがたいなと思いました。
フェリス女学院ってどの教科でもとにかく書かせるところなんですよ。

実際、セイシン会さんと面談をさせていただいたときも、どこを志望っていうのは決まってなかったんですけど、まさかこんな長文で難しくて書かせるところを目指せるとは思っていなかったですね。学校選びにも、「伝統校と合ってるかもね」ってすごい協力いただきました。

講師の指導はどうでしたか？

Hさんメモを書くようになった。答えを空白とかに一回書いてみて、それから書くようにした。あらすじを自分で書き出してみたり、線の引くところを大体先生と一致するようにやってみたりしたら、速く書けるようになった。

お母様塾ではどうしても一人一人とはならないので、教わらなかったみたいで・・・。中・高・大まで続くような、理論立てて考えられるような教え方をしてくださいってお願いはしていたのですが、よく理解してくださって、後々に通ずるような長文を書ける教え方をして下さいましたね。

偏差値の変化や、変わったなと実感できるところはありましたか？

Hさんバツはついちゃうけど、昔から嫌いじゃなかったし、丸がつくようになって嬉しかった。

お母様偏差値は３０台の時もありましたけど、だいたい４０ちょっとでした。でも最後には５５～６０ぐらいになって、４教科の中で国語が一番いいときもありました。

不思議と記述ができると選択肢も全部合うようになってくるんですよね。途中、千葉の東邦さんとかも受けて、あそこはマークシートっぽい記号が多い試験で、書かせるところじゃなかったんですけど、ほぼ満点近くいって、こうやって強くなるんだなと思いましたね。

受験前日や当日はどのような様子でしたか？

Hさん全然緊張しなかったです。

合格を知ったときはどうでしたか？

お母様１３時ぐらいに迎えに行って学校直接見に行きましたね。

Hさん受けるときには自信なかったけど、実際に自分の番号があって、嬉しかった。

学校でやりたいことや、将来の夢はありますか？

Hさん将来はパパとママがお医者さんだから、お医者さんになりたいです。

これから受験するご家庭にアドバイスをお願いします。

お母様家庭教師さんがなければここまでいかなかったので、１教科の指導を家庭教師に決めたのが良かったかなと思いますね。初めのマッチングの面接も良かった。

いきなり先生に来てもらって、どうかってこちらでは判断できないので、一回面談を受けて、選んでいくっていうのがよかったですね。

Hさん最後まで諦めないでやることが大切だと思う。