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サピックス 入室テスト対策

サピックス(小学部)に入塾する際には、「入室テスト」を受け、合格基準点に到達しなければなりません。
また、「入室テスト」の点数で、入った後のクラスも決定されます。サピックスのクラス変動は激しいと言っても、最初から上位クラスに入りたいですよね。
このページでは、「入室テスト」の特徴や対策についてお伝えしています。サピックスに入室したい方、上位クラスで入室したい方は、ぜひ参考にしてください。
サピックス入室テスト前に
準備するべきこと
サピックスへの入塾を検討している人にとっては「どんな準備をするべきなのか」が一番気になることだと思います。
サピックスの入室テストは、お子さんの学年によっても難易度が変わります。
ここでは、入室テストを受ける学年ごとにポイントをお伝えしていきます。
4年生以下の場合
入室テストは300点(各150点満点)で、入室基準点には幅がありますが、90点は欲しいところでしょう。
4年生の場合は出題教科が算数と国語(各40分ずつ)に絞られるため、難易度は低いと思われがちです。
ですが、受けられるお子さんのレベルも高いため、上位クラスを狙うお子さんは注意が必要となります。
全体の平均点が高くなるため、いかにミスをなくすかが重要です。
算数の出題内容は、計算問題・文章題・パズル系の問題です。
パズル系の問題に慣れていない人はもちろん対策が必要ですが、全体の得点の半分以上を計算問題と文章題が占めています。算数の基礎力をしっかりと身につけておく必要があります。
国語の出題内容は、漢字の読み書きと長文読解です。
記述問題のレベルが高いため、上位クラスを目指すお子さんは正確な記述力を身につけましょう。
5~6年生の場合
5年生になると、入室テストの難易度も上がります。出題科目に、理科と社会が加わるためです。
さらに、小6年生になると、ハードルは格段と上がります。サピックスも上位校に可能性の高いお子さんを求めるために、合格基準が高まるからです。
また、5年生以降の入室テストでは、転塾組が受ける割合も多くなります。以前にサピックスの入室テストに落ちてしまい、リベンジで受けるご家庭も多いです。当然モチベーションも高いでしょう。
この学年になると、中学受験の勉強の基礎がどれだけできているかで大きく成績に差が出ます。
入室テストの配点が、算数150点/国語150点/理科100点/社会100点となるため、算数と国語の基礎力が重要となります。
そのため、他塾のカリキュラム受験勉強をしてきたお子さんと、これから本格的に受験を始めるお子さんとでは、圧倒的に後者のお子さんが不利となってしまうのです。
このように、5年生以降にサピックスの入塾を検討しているご家庭は、事前に準備をしなければいけません。
特にサピックスの内部生が学習している範囲を理解しておく必要があります。
理由は、以下で説明しています。
サピックス「入室テスト」の対策ポイント
ここからは、入室テストで点数を取るための勉強法のポイントについてお伝えしていきます。
サピックスで
上のクラスに入室したい場合
ここでは、入室テストで高い点をとり、上位クラスに入室したい場合に必要な対策をお話しします。
まず、入室テストは、中学受験の内容のテストです。
ご存知の通り、「小学校で習う内容」と「中学受験の内容」は全く違います。
専用のテキストや問題集などを用いて、学習することが必要になります。
範囲は、用いられるテストがマンスリーテストだった場合、サピックスで1か月に学習した範囲です。
組分けテストやサピックスオープンだった場合、すでに学習した範囲すべてです。
組分けテストやサピックスオープンだと出題範囲の定めがなく、マンスリーテストであれば出題範囲が約1カ月分と、範囲の違いがあります。
なお、マンスリーテストの出題範囲は1か月分ですが、その1か月がどの1か月か入室テスト前に知ることは、ほとんどできません。
通いたいサピックス校舎の進度を確認できても、直前のマンスリーテストの内容が出るとは限らないのです。
つまり、入室当初から、上のクラスに入るためには、入室テストを受ける前に、サピックスの内部生が学習している範囲をほとんど学習して、理解する必要があります。
下位クラスでも
なんとか入室したい方の場合
最初から上位クラスなんて狙っていない、とにかくまずは「サピックスに入れさえすればいい」というご家庭もあるかと思います。
その場合、入室テストまでは、中学受験の基本の範囲をしっかり押さえておくことが重要になります。
少なくとも、計算と1行問題で確実に正答できるようになっておきましょう。
サピックス「入室テスト」で
点数を上げる方法
サピックスの入室テストでは、学力に関係なく点数を上げる方法があります。
実は多くのお子さんが点数を落としているポイントですが、以下のことに注意するだけです。
- 文字を濃くはっきりと書く
- 漢字のトメ・ハネ・ハライに注意する
- 解答は枠からはみ出さないように書く
とてもシンプルで当たり前のことのように思えますが、多くのお子さんがこれらを理由に点数を落としています。
サピックスの公式サイトでも注意点として挙げられていることで、日ごろの勉強から意識して取り組めているかが点数の差として表れるのです。
サピックス「入室テスト」後の対策
当然ですがサピックス入室が中学受験のゴールではありません。もちろん皆さん、入室後に成績・クラスを上げて、最終的に志望校に合格したいと考えています。
そのためには、進度の早いサピックスの授業についていき、苦手単元を作らない必要があります。
しかしサピックスは集団指導の塾なので、当然1人1人に合わせた授業をしてくれるわけではありません。つまり、「途中入室のお子さん」に対しても、「カリキュラムの最初から通塾しているお子さん」と同じ前提で授業をするのです。
せっかくサピックスに入室しても、授業についていけなければ、ただの聞いている時間で無駄なものとなってしまいます。
しっかり授業が身になるために、入室する前にサピックスで行われた授業の内容を、家庭学習で身につけていく必要があります。
入室後にサピックスで
成績を上げるためには?
しかし、すでに学習された範囲を順々に学習していくと、途方もない学習が必要となってしまいます。
そのため、取捨選択して、お子さんの学習状況や、塾で今習っている単元に合わせた学習をしなければなりません。
問題は、このサピックス対策をだれがやるのか、ということです。
小学生のお子さんが一人でやるのは、現実的に難しいでしょう。また、保護者の方が指導する場合も、これだけのことを全てこなすのは限界があります。
中学受験、特にサピックスに詳しい人でないと、勉強の取捨選択を上手くこなすことは難しく、つきっきりで教えなくてはならないからです。
そこでおすすめしたいのが中学受験専門のプロ家庭教師です。
サピックスに強い
プロ家庭教師をご紹介します
お子さんの成績はいかがでしょうか?
もし、お子さんが期待する結果を出せていない場合には、「サピックスに強い家庭教師」に頼ることもぜひ検討ください。
私たち一橋セイシン会には、サピックスの現役講師・元講師、サピックス生の指導経験が豊富なプロ講師が数多く在籍しています。
現在、期待する結果が出ていなくても、それはお子さんの能力のせいではなく、勉強のやり方に問題があるケースが非常に多いです。
そういったお子さんは、受験勉強のやり方さえ変えれば、一気に成績を伸ばす可能性が高まります。
そんな悩みを抱えている方は、まずは詳しい資料をご請求ください。また、お急ぎの場合には、直接お電話でのご相談も承っております。(学習相談で始めるかどうかを決める必要はありません。)
サピックスの成績アップ対策は中学受験専門一橋セイシン会にお任せください!!
最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ一緒にがんばりましょう。
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