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サピックス 国語対策
サピックス対策専門の家庭教師が
国語の成績をアップさせます!
サピックスは、他の中学受験塾と比べると、カリキュラム構成や教材が特殊です。それは、国語も例外ではありません。
間違った勉強法、的外れな対策をしてしまうと「頑張っているのに結果が出ない」という状況に陥りかねません。
このページでは、サピックスの国語のカリキュラムや教材の特徴や注意点、国語の成績を上げるための勉強法についてお伝えしています。
お子さんの国語の成績を上げるために、少しでも参考になれば幸いです。ぜひご覧頂ければと思います。
御三家・難関校に受かるための「記述重視」のカリキュラム
他塾と比べると、圧倒的に多い記述対策

サピックスの国語の最大の特徴は「記述」です。
日能研、早稲アカ、四谷大塚等と比較すると、極端に「記述重視」のカリキュラムとなっています。
サピックスの国語のテキストや「SAPIO添削教室」では、多くの記述問題をこなすことが求められます。
マンスリーテストや組分けテストでも、文字数の多い記述が必ず出題されています。
御三家や難関校の多くは記述力が合否の分かれ目に
サピックスがこれだけ記述にこだわる理由は、御三家や難関校の大半で記述が重視されるからです。
開成、麻布、武蔵、桜蔭、雙葉、駒東、海城などの難関校は、記述をどれだけ書けるかで合否が分かれるといっても過言ではないでしょう。

御三家・難関校の記述中心の入試問題に対応するためのサピックスの国語
サピックスが御三家・難関校に圧倒的な合格実績を出している理由のひとつは、この「記述重視」のカリキュラムにあるといってもいいでしょう。
Aテキスト・Bテキスト
サピックスの国語では、「Aテキスト」と「Bテキスト」の2種類のテキストがあります。
Aテキストは、記号問題・選択問題・抜き出し問題など、いわゆる客観問題を取り扱うテキストです。
反対に、Bテキストはひたすら記述対策に取り組みます。
Bテキストはもともと、麻布や武蔵に代表される、“「超長文」を読ませてひたすら記述させるタイプの学校”入試問題を対策するために作られたテキストです。
それぞれの内容や特徴は以下の通りです。
Aテキスト(記号問題・選択問題中心)
①デイリーチェック(前回の確認テスト)
②基礎力養成講座(語句・文法などの知識問題)
③読解演習講座(記号選択・空所補充・抜き出し等が中心)
④短文(20分程度で解けるものが2~4題)
⑤漢字練習(次回のデイリーチェックで出題)
Bテキスト(記述中心)
①読解問題の本文(8ページ前後の長文)
②記述問題(平均10数題)
③解答用紙(記述の解答欄が大半)
④SAPIO添削教室(1カ月に1~4回 ※学年・授業にもよる)
Aテキスト・Bテキストは、それぞれ上記のような構成になっています。
ここまでは、他の中学受験塾とは異なるサピックスの国語のカリキュラムについてお伝えしてきました。
極端な記述重視のカリキュラムが、御三家・難関校に圧倒的な合格実績を出している理由のひとつと言うことは、ご理解いただけたと思います。
「記述重視ではない」中学を志望する場合
サピックス生は、記号問題や選択問題を土曜特訓が始まる6年生以降になって本格的に取り組みます。
注意したいのは、女子学院や慶應普通部、早稲田中、早稲田実業など、「選択問題中心の入試問題」を出す中学が第一志望校の場合です。

慶應普通部、女子学院、早稲田中、早実など、国語が選択問題中心の学校を志望する場合は注意
こうした中学校の国語の入試問題では、かなり高度な選択問題が出題されるからです。
具体的には、
・選択肢が紛らわしい(本文中の表現を迷いやすいように言い換えてある、等)問題
・ひとつの設問に、「正解(もしくは“ほぼ正解”)」の選択肢が複数ある
というパターンです。選択問題の解き方としては、「消去法」が一般的です。
ですが、「消去法」だけでは対応できない問題が多く出題されます(早稲田や早実の国語の入試問題が典型的です)。
記号問題・選択問題の訓練不足に・・・
当たり前ですが、こうした中学の入試問題では、武蔵や麻布で求められるような記述力は不要です。
「記述力」中心に学習を行っていた場合は、「本文のなかから選択肢の根拠を見つける方法が分からない(知らない)」、という状況に陥ることがあります。
サピックス生 国語で陥りがちな状況と解決策
最後に、サピックス生が陥りがちな国語の悩みとその解決法についてお伝えしたいと思います。
ここでは、サピックスのご家庭から特にご相談の多いものだけを取り上げます。
選択問題や抜き出し問題に弱い

くり返しお話ししていますが、サピックスで6年生の土曜特訓まで先送りされる「選択問題」、「抜き出し問題」など、いわゆる記述以外の問題で点数を落とすケースです。
サピックスに通う場合、ご家庭で「選択問題」「抜き出し問題」の対策を講じていくことが必要です。
とはいえ、何をどう対策すればいいか分からない部分もあると思います。
例えば、中学入試の国語では「接続語」が重要です。
接続語の空所補充問題で点数を取れるかどうかは、国語の偏差値にも大きく影響します。
(サピックスでは、「接続語」は、5年生ではA授業で前期に1回・後期に1回程度しか取り扱いません。)
他にも、「内容一致」の記号問題も対策が必要です。具体的には、線が引かれた部分の「理由」「意味」「心情」などを記号で選ぶ問題です。
宿題に回されるAテキストを中心に、こうした内容を学習することが必要になります。
文章を客観的に読めない(思い込み・主観で解答してしまう)
また、文章を「主観」や「思い込み」で読んでしまい、「間違ってしまうお子さんも多いと思います。
原因として多いのは、「接続語」に弱い、あるいは意識できていない、というケースです。
接続語は、文章の論理的・客観的に読むためにとても重要です。
読解が苦手なお子さんは、「接続語」に対する意識が著しく低い傾向が見られます。
反対に、接続語に強くなれば、文章を主観で読むことが少なくなり、読解力も大幅に向上します。
読み落としや勘違いが多い
サピックス生で多いのが、「読み落とし」や「勘違い」です。
これは、「記述に盛り込む要素や文章を探すこと」に気を取られすぎて、文章を読み飛ばしているパターンです。
文章全体の流れや概要を捉え違えたり、肝心なセンテンスを読み落として点数を落としているお子さんが結構します。
この場合、決して読解力がないわけではありません。ですので、正しい読み方を指導してあげれば、点数が大幅に伸びることがよくあります。
記述が書けない
サピックスの国語では「記述」を徹底対策します。だからといってサピックス生全員が記述を得意かと言うと、決してそうではありません。
というよりむしろ、記述で苦労しているお子さんがかなりいます。
もちろんサピックスでは、記述中心のBテキストの授業、SAPIO添削教室などもありますが、集団指導では目が行き届かない面もあります。
何を書けばいいのか、文章のどこに注目すればいいのかなど、記述の場合は完全1対1での徹底指導がどうしても必要です。
現在お子さんの成績はいかがでしょうか?
もし、お子さんが期待する結果を出せていない場合には、「サピックスに強い家庭教師」に頼ることもぜひ検討ください。
私たち一橋セイシン会には、サピックスの現役講師・元講師、サピックス生の指導経験が豊富なプロ講師が数多く在籍しています。
もし現在、期待する結果が出ていなくても、それはお子さんの能力のせいではなく、勉強のやり方に問題があるケースが非常に多いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。 合格を目指してぜひ一緒にがんばりましょう!
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