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小説が苦手な場合の対策
~「物語文」3つのタイプ別攻略法~

こちらでは、教えるのがなかなか難しい、中学受験の国語の「物語文」について攻略法をご紹介したいと思います。

多くのお子さんは、「論説文よりも物語文の方がとっつきやすい」と言います(特に女の子にこの傾向が強いですね)。
たしかに、物語文は、論説文に比べると、出てくる語句もやさしいので読みやすいかもしれません。また、自分自身の体験と重なることもあるのでイメージしやすく、理解しやすいといった点も、お子さんが「とっつきやすく」感じる理由でしょう。

しかし、取り組みやすいように思える物語文ですが、必ずしも論説文よりも「解きやすい」「点数が取りやすい」とはいえない面もあります。むしろ、論説文よりも難しい部分もあるのが物語文です。

例えば、「真奈美は泣いた」という一文があったとしましょう。
なぜ、真奈美は泣いたのでしょうか?真っ先に浮かんでくる答えは、「悲しかったから」ではないでしょうか?ですが、泣くのが「悲しいとき」ばかりとは限らないですよね。「感動したとき」、「嬉しかったとき」、「安心したとき」でも、人は涙を流して泣きます。

つまり、つい自分の体験をもとに、「泣いた=悲しい」と思いこんで解いてしまいやすいところに物語文の難しさがあります。

中学受験の物語文の読解では、「登場人物の感情」、「台詞の裏の意味」、「場面の移り変わり」など、細かなところまで読み込むことが要求されます。

そこで今回は、入試に頻出の物語文を3つのタイプに分けて、それぞれの攻略法をご紹介します。

~「物語文」3つのタイプ別攻略法~

  • 1)同姓・同世代でない主人公が出てくる
  • 2)現代とは時代設定が違う
  • 3)とてつもなく文章が長い

1)同姓・同世代でない主人公が出てくる

小学生が上手く読解できない物語のパターンとして、「同姓・同世代でない主人公が出てくる」というパターンがあります。

過去問でも、芝中で「高校生の恋愛」を扱った長文や、麻布中で「女子中学生の細やかな心理描写」が題材の物語文が出題されたことがあります。

小学生が自分と違う性別・世代の主人公の心情を正確に理解し、読み取るのはかなり難しいことです。

ただし、こうした難しいテーマの問題の場合、設問はほとんど記号選択になっていることが多いです。
問題を解き、問題文や選択肢を読むことで、本文の内容がよく理解できる形式になっています。
ですので、テーマが難しくても、慌てずに問題を解いてみることが大事です。

さらに、過去問を解くときは、解いたあとで解説をしっかり読みましょう。 あらゆるテーマと、それらの読み方に慣れていくことも大切です。

2)時代設定が現代でない

時代設定が現代でない物語文も、小学生が苦戦するパターンです。

例えば、白百合学園の入試問題では、有島武朗・向田邦子など、古典的な作品からの出題が過去に多く見られています。

時代設定が現代でない文章の場合、その時代の価値観で物語が進むので、主人公の経験や感覚が、お子さんとは大きくズレることがあります。そのため、主人公の心情を正しく理解することができず、ミスをしてしまうこともあります。

ポイントは、「登場人物の心情」を表す部分に集中して文章を読むことです。心情に関係する箇所を見つけたら、傍線を引いてチェックしましょう。その際は、「嬉しい」、「涙があふれた」など、心情そのものだけでなく、出来事や状況などにも気をつけてみましょう。

心情把握問題で「感覚のズレや思い込みによるミス」を防ぐには、主人公の心情を根拠づける箇所を徹底的に見つけることが重要です。

言い換えると、文章中に根拠が見つけられない場合は、答えとして間違っている可能性が大きいということです。選択肢を選ぶときも、文章中に根拠があるかどうかに注意してみましょう。

3)とてつもなく文章が長い

いわゆる「超長文」も、小学生が苦戦しやすいパターンです。

問題文が長いというと、駒場東邦や@F学園の入試問題が典型的ですね。・

こうした「超長文」では、「主人公の心情の変化」がよく問われます。文章が長いので、物語が展開するにつれ、さまざまな出来事が起き、主人公が「他者に感じる印象」や「主人公の考え方」が大きく変化していくのです。

ポイントは、「主人公の気持ちが、何をきっかけに、どう変わるか」という心情変化を把握しながら読むことです。

また、「主人公の気持ちがどう変化したかを説明する」という記述問題は、長文の物語文で定番の設問です。
本文中の言葉をつなぎあわせて解答を作れるレベルの記述問題よりも、はるかにハイレベルな記述問題です。「自分の言葉で文を組み立てて説明できる」というレベルの記述力が求められます。

<超長文問題で、記述の解答を作るときのポイント>

① 心情が変わるきっかけとなった事柄、事件
② その前後で、主人公がどのような心情を抱いていたか

また、書き方のパターンとして、
「これまでは○○○だったが、これからは○○○・・・」というように、時系列で変化を説明する書き方を身に付けておくと、スムーズに解答が作れるはずです。

~「物語文」3つのタイプ別攻略法~

  • 1)同姓・同世代でない主人公が出てくる
  • 2)現代とは時代設定が違う
  • 3)とてつもなく文章が長い

① 同姓・同世代でない主人公が出てくる(心情理解が難しい)
→慌てずに、まずは問題を解いてみる。問題が理解の助けになることも。

② 時代設定が現代でない(感覚のズレ・思い込みによるミスをしやすい)
→主人公の心情を根拠づける箇所をチェックする。

③ とてつもなく文章が長い(主人公の心情の変化を問われることが多い)
→「主人公の気持ちが、何をきっかけに、どう変わるか」という心情変化を把握しなら読む。記述対策は、「時系列で心情の変化を説明する書き方」を身に付けておく。

今回は、「国語・物語文のタイプ別攻略法」を3つに分けてご紹介しました。

ご紹介したのはほんの一部ですが、以上のような「やり方」を身につければ、誰でも国語の物語文で得点できるようになります。

ただ、小学生のお子さん一人で行うのはなかなか難しいことです。
志望校に合格するためにも、保護者の方がお子さんをしっかりサポートしてあげてくださいね。

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