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四谷大塚 国語対策
カリキュラムの特徴と
対策ポイント
四谷大塚 国語対策
四谷大塚に限りませんが「国語」は、算数に並んで成績に関するご相談が多い科目です。
このページでは、四谷大塚の国語のカリキュラムや教材の特徴や注意点、国語の成績を上げるための勉強法についてお伝えしています。
お子さんの国語の成績を上げるために、ぜひご覧頂ければと思います。
四谷大塚の
「国語」の特徴について
中学受験において国語は最も教えることが難しい科目です。
それは、読解問題に「絶対的な正答」がないためです。
保護者の方が、仮に国語が得意でも、お子さんの解答の「どこがまちがっているのか」を、論理的に教えるのはなかなか難しいですよね。
そうした理由もあり、四谷大塚のお子さんが最も苦労するのが「国語」です。
国語の読解問題の場合は、まず、比較的易しめな文章から取り組み、徐々に難度を上げていきましょう。
繰り返しになりますが、四谷大塚生が国語を上げるには、手取り足取り、読解問題のやり方を教えてあげたり、お子さんの解答をマンツーマンで添削してあげたりすることも必要です。
四谷大塚(準拠塾を含む)の
国語の対策ポイント
四谷大塚(準拠塾生を含む)の国語の対策ポイントは大きく2つあります。
前の学年の
「予習シリーズ」を
活用する
四谷大塚生で、国語の成績が上がらないという方は、他の市販の教材を買わずに、前の学年の「予習シリーズ」に取り組むようにしましょう。
例えば、小6のお子さんが国語を復習したい時は、小5の予習シリーズを使いましょう。
「小6で国語の偏差値50前後」というお子さんであれば、小5の内容がちょうど良い教材だといえます。
志望校の難度、傾向に合った「予習シリーズ」の使い方をする
中堅校志望の場合
四谷大塚に限らず、中学受験では、「記述問題」でつまずくお子さんが多数います。
しかし、中堅校の場合(女子校の場合はまた別ですが)、入試問題は記述問題が少なく、選択問題が中心です。
志望校によっては、記述が苦手でも影響ない場合もありますので、その場合は選択問題中心に対策しましょう。中堅校を目指す際は、まず選択問題中心に対策することが大切です。
また、上位校の入試問題は、知識分野のボリュームが多くなっています。
そのため、全部覚えようとすると大変ですし、中堅校の入試問題では不要なものもあります。
特に志望校を意識する小学生は、「予習シリーズ」に出てくる問題の中で、自分に必要な問題を取捨選択することが大切です。
とはいえ、記述対策にそれほど労力をかけない分、必要な範囲の漢字や慣用句などの知識問題をおろそかにはできません。家庭学習で『漢字とことば』などの問題集を利用するのも効果的ですが、やみくもに教材を使って勉強するよりかは、まずは読んだ文章や日常会話のなかでわからなかった言葉などを自主的に調べさせてみることも大切です。
難関校、上位校を目指す場合
難関校、上位校を目指すお子さんの場合、記述が重要となります。
記述の場合、ものすごく長いものから、比較的短いものもあります。
まずは、書き抜き問題のような比較的短めのものから書けるようにすることが、大切でしょう。
さらに、「御三家」をはじめとした最上位校、難関校を目指すお子さんは、本格的な「記述対策」が必要です。記述問題が出題される学校を受ける場合は、徹底した記述対策が必要になります。
記述問題において、よく耳にする悩みでは
- 「何を書けばいいかわからない」
- 「答えるべきポイントと少しズレてしまう」
- 「フィーリングで解いてしまうのでなかなか点が安定しない」
といったようなことが挙げられます。
先ほども述べましたように四谷大塚の国語は難易度が高く、また国語(記述)は算数などのように決まった答えが出るわけではないので、たとえ国語が得意な保護者の方でも、お子さんに教えるとなるとなかなかうまくいかないことが多いようです。
ですので、専門的な知識を備えたプロに指導してもらうというのも有効な手段なのではないでしょうか。