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四谷大塚
『四科のまとめ』の
効果的な使い方
『四科のまとめ』とは、入試を迎えるにあたって「ここだけは押さえておきたい」というキーポイントをまとめた教材です。
最重要事項ということで基礎的な内容が中心に掲載されていますが、徹底して何度も繰り返し解くことで入試に必要な基礎学力が磨かれ、ケアレスミスによる失点を防ぐことや、応用問題にも対応できるようになることが期待できます。
6年生の夏以降は、それまでに習った範囲の総復習・理解度チェックに効果的な、『四科のまとめ』の使用頻度が増えます。
特に、社会・国語の『四科のまとめ』は内容が充実しているので、受験直前まで大いに活用できます。
しかし、いくら基礎力の定着が重要ではあっても、ただでさえ夏休みは夏期講習と宿題に追われて時間的に余裕がないのに、もう解く必要のない問題にまで手を出してしまうのは効率的だとは言えないでしょう。
実際に「毎日の宿題だけで精一杯なのに、それに加えて四科のまとめに取り組むとなると、時間の使い方を考えないといけない」という声や、「問題量が膨大すぎて、すべての問題を解こうとすると、繰り返し解く時間が無くなってしまう」といった声をよく耳にします。
また、志望校によっては、応用問題中心に出題されるところもありますので、お子さんの学習状況を考慮したうえで、『演習問題集』などの、発展的な内容が中心の教材に重点をおいて取り組んだ方が良い場合もあります。
四谷大塚の教材を学習していく上でのポイントは、お子さんの学習状況に合わせて、やるべき内容をきちんと選び、優先的な順番をつけていくことです。
どの教材を、どのタイミングで、どれだけ使用するのかをお子さん一人に任せると、失敗してしまうケースが少なくありません。
ですから、保護者の方が学習内容を把握してあげること必要となってきます。