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四谷大塚 算数対策
カリキュラムの特徴と
対策ポイント
四谷大塚 算数対策
算数は、成績に関するご相談が最も多い科目です。
中学受験では、小学校ではほとんど扱われない単元から出題されることも多く、幅広い範囲を学習しなければなりません。
間違った勉強法、的外れな対策をしてしまうと、「どんどん成績が下がってしまう」「頑張っていても偏差値が伸びない」という状況に陥ってしまいます。
このページでは、四谷大塚の算数の成績を上げるための勉強法についてお伝えしています。
お子さんの算数の成績を上げるために、少しでも参考になれば幸いです。ぜひご覧頂ければと思います。
四谷大塚(準拠塾を含む)の
算数の対策ポイント
算数が苦手な四谷大塚生(準拠塾生を含む)の対策ポイントは大きく2つあります。
基礎力を固める
まずは、基礎力を固めることが大切です。
四谷大塚生が自宅学習をする時に、絶対使ってほしい問題集は、『予習シリーズ 計算』です。基礎力・計算力を定着させるために、ぜひ学習に使いましょう。
志望校次第では、『予習シリーズ 計算』が完璧にできていたら、合格最低ラインまでかなり近づけることもあります。
また、どんなに難しい応用問題の解法を覚えても、計算ミスをしてしまっては点数に結びつきません。しっかり、毎日コツコツと『予習シリーズ 計算』で演習していきましょう。
基礎の総復習をするにあたっては『四科のまとめ 算数』が有効です。
中学受験の算数では、苦手な単元があるとかなり不利になってしまいますので、特に苦手な単元は解法を説明できるレベルになるまで徹底的に基礎固めを行いましょう。
基礎的な問題が解けていないのに応用問題に取り組んでしまうと余計わからなくなってしまうので注意が必要です。
予習シリーズをうまく使いこなす
2つ目に重要なことは四谷大塚のメイン教材である『予習シリーズ』を使いこなすことです。
なぜなら、基礎力・計算力が固まっていなかったら、模試や入試問題で、多くのご家庭が目標としている点数をとることは難しいからです。目標の点数をとれるようになるためには、単元の理解をして、やや高めのレベルの問題まで解けるようにならなければなりません。
そこで必要となるのが、四谷大塚のメイン教材である『予習シリーズ 算数』です。
『予習シリーズ 算数』には、色々な難易度の問題が含まれています。
そのため、幅広いお子さんが活用することができるようになっています。
ただ、色々な難易度の問題が含まれているということは、今、自分に必要な問題がどれか判断することが難しいということでもあります。
今のお子さんの状況だと難しい問題を、無理に全部こなそうとすると、時間が足りない上にきちんと解き方や知識を身に付けることもできません。
算数の成績をあげるために重要なことは、今のお子さんの「学力に合った問題」をお子さんに「合った量」を演習することです。
しかし、お子さん一人で、「問題のレベルの選択」、「問題の量の調整」をすることは、かなり難しいです。周りの大人が助けてあげましょう。
まとめると、
- ① 基礎力・計算力を定着させるために『予習シリーズ 計算』や『四科のまとめ 算数』を毎日コツコツと演習する
- ② 『予習シリーズ 算数』から必要な問題を選んで学習する
ということを繰り返しましょう。
また、演習をする際には時間をしっかり図って、ペース配分を意識することが重要です。
難関校を目指す方は
特に注意
四谷大塚は1954年に創立された、中学受験の塾のなかでも老舗の塾です。しかし現在、御三家の合格者数を見ると分かる通り、最上位層はSAPIXに流れています。
そのため、難関校を目指す場合には、四谷大塚(準拠塾を含む)生が中心の合不合で納得のいく偏差値を取れているから大丈夫、とはいえません。
SAPIXに通っている多くの最上位層のお子さんを考慮に入れて下さい。
また、難関校を目指す場合には、『予習シリーズ』以外の教材、講座にも力を入れる必要があります。
なぜなら、『予習シリーズ』には、難関校の合格に必要な長めの記述問題などが不足しているからです。
別の問題集を用意し、志望校に合わせたレベルの所までをしっかり学習しましょう。
とはいえ、ただやみくもにテキストを解くのは効率的とは言えません。
志望校を明確にしたうえで、問題の難易度はどれくらいなのか、どんな問題が頻出なのか、問題量と解答時間のバランスはどうかなど、しっかりと分析して優先するべき事項を理解したうえで対策することが合格への近道になります。
このような分析をお子さん一人で行うには限界があります。
そこで、専門的な知識を持ったプロの家庭教師に任せるのはいかがでしょう。