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日能研
全国公開模試
対策
日能研の全国公開模試(日能研全国公開模試試験)は、首都圏を中心に全国で12,000人が受ける模擬試験です。
以下のように、対象学年や目的によって、名称や実施時期が変わります。
公開模試の偏差値が上のクラスの「基準偏差値」を超えた場合にクラスアップ、逆に所属クラスの「基準偏差値」を下回った場合に、クラスダウンが検討されます。
このページでは、日能研の全国公開模試の特徴と対策についてお伝えします。
お子さんの成績を改善するヒントが必ずあるはずですので、ぜひご参考にしてください。
日能研
全国公開模試の特徴
日能研の全国公開模試では、日能研に蓄積されたデータに基づき信頼性の高い判定がされます。
以下のように、対象学年や目的によって、名称や実施時期が変わります。
全国公開模試の特徴を見る
志望校選定テスト
6年生の5月と6月に実施されます。全国700校以上の膨大な学校情報をもとに、自分の志望校を具体的に選定するためのテストです。テスト結果から今後の成績の上昇幅を算出します。また地域別・成績別に志望校の併願パターンが提示されます。
志望校判定テスト
6年生の7月に実施されます。自分の成績を基準に、志望校に対する合格可能性と志望者動向を確かめるテストです。受験生には入試に向けての「志望者動向」を配布されます。試験日毎に志望校を登録することで、入試本番をシミュレーションできます。
合格判定テスト
6年生の9月以降に5回実施されます。志望者内順位や平均偏差値を把握できます。中学校・大学の会場で受験できるので、入試本番に近い緊張感の中でテストを受けることができます。合格判定結果は翌日Web配信されます。
合格力実践テスト
6年生の9月以降に5回実施されます。問題は、記述に特化した「難関」と、オールマイティに対応した「総合」から選択できます。事前に登録した志望校の出題頻度が高い分野順に正誤表が並ぶため、弱点や課題の発見に役立ちます。
合格力完成テスト・ファイナル256
6年生の12月と1月に3回実施されます。志望校の出題形式を意識した問題となっており、全3回で志望校の全分野を網羅します。受験者全体の正答率と同じ学校を志望している受験生の正答率を表示し、志望校合格のために必ず正解しておきたい問題を確認できます。
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PRE合格判定テスト
5年生の12月に実施されます。志望校を8校まで登録できます。
会場ではテストと並行して、最新の入試動向や学校情報、当日の出題解説をする「合格支援保護者説明会」や「学校説明会」が開催されます。
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実力判定テスト
4年生の前期は隔月、4年生の9月以降〜6年生の4月まで毎月実施されます。
客観的に学力を把握して、弱点を洗い出せますので、学習計画の参考にすることができます。
日能研の
『全国公開模試』対策
なぜ、日能研の公開模試で
偏差値が伸び悩むのか
もし公開模試で思うような結果が出ていない場合は、まずお子さんがどのような原因で伸び悩んでいるのかを考えましょう。
全国公開模試は入試本番を想定したテストです。上位校入試向けの問題がいくつも含まれてきますので、こうした対策が不十分のお子さんは解けない部分が次々と増え、偏差値が下がってしまうのです。
範囲の決まっている学習力育成テスト(旧カリテ)では一夜漬けで点数を稼げているとしても、公開模試で付け焼き刃は通用しません。
日能研の公開模試で
偏差値を上げる方法
全国公開模試は、範囲が決まってませんが、問題構成はある程度決まった型があります。
例えば、算数のテストでは大問1が必ず基礎計算(および単位換算)です。
この6題の基礎計算だけで約30点分となっており、ここで落とさないようにするだけでも偏差値は変わってくるでしょう。
解けない問題に無理やり挑戦するよりも、逆算の検算や解答の見直しに時間を割いたほうが有意義なことは間違いありません。
そして、基礎計算が解けたら、先にすべての大問の(1)だけに目を通し、解けそうな箇所から解くことを徹底してみてください。
なぜなら、すべての大問の(1)は比較的基礎的な設問になっていることが多いからです。
また全国公開模試で高得点を取るには、記述問題や応用問題に対応できることが求められます。
そのためには、まず学習力育成テスト(旧カリテ)で解けなかったところと解説は、必ず確認して学習を定着させてください。
また日能研の補助教材から、お子さんに必要な問題だけを選んで演習していき、お子さん一人で解けるようにする必要があります。
もし期待する結果が
出ていないなら
ただし、こうした日能研の全国公開模試対策を、小学生のお子さんが一人でやるのは、現実的に難しいでしょう。
しかし日能研には生徒さんがたくさんいるため、塾で一人ひとりにあわせたフォローは現実的に難しいと言えます。決して塾を批判したいのではなく、集団授業である以上これは仕方がないことです。
また、保護者の方が教える場合は、中学受験のやり方をきちんと理解した上で、お子さんを正しく指導する必要があります。しかし保護者の方に中学受験の経験があっても、なかなか教えられないという声を多く聞きます。
それどころか、日能研と違う教え方をしてしまいお子さんがますます混乱して、受験に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。
もしも、ご家庭だけで日能研のフォローすることに限界を感じていらっしゃる場合は、日能研専門のプロ家庭教師をご検討ください。