早稲田大学高等学院中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

早高院中学部の算数は難問が多いですが、極端に難しい問題は他の受験生も解けないため、合否に影響しません。合格には、難問を見極めて「捨てる」判断と、解きやすい問題をノーミスで完答することが重要です。特に、計算の工夫や規則性に気づく力が求められます。常に「どうしたら簡単に解けるか」を考えながら練習することで、合格につながります。

早大学院中学部の国語では、知識問題で足止めされないことが重要です。四字熟語や漢字・部首を問う問題などは厄介なので、点を取るべきか見極めましょう。過去問で出題形式に慣れ、段落ごとに見出しをつける問題や文章の並べ替え問題には迅速に対応できるようにしましょう。また、難度の高い記述問題も含まれますが、ここで得点できれば他の受験生と差をつけることができます。

早高院中学部の理科は、難度の高い問題もありますが、基本問題や常識レベルの知識問題が多くを占めています。例えば、中和計算やメダカの観察問題など、点取り問題で取りこぼしを防ぐことが重要です。計算問題に強くなるため、幅広く対策を講じましょう。グラフや図の作図問題も頻出で、過去問を含めた演習が必要です。また、簡単な記述問題もあるので、基本的な知識をしっかり押さえておくことが重要です。

早高院中学部の社会で合格点を取るには、基本的な知識問題を確実に解くことが重要です。地理分野では人口問題や地域区分、歴史分野では人物名や出来事などが頻出です。また、史料を読み取る問題もあります。最も差がつくのは記述問題で、複数の知識を制限字数内にまとめる表現力が求められます。事柄の暗記だけでなく、「なぜそうなるのか」「その結果どうなるのか」を理解しながら覚えることが記述問題対策の鍵となります。