女子学院中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

女子学院中学校の計算問題は、基礎～標準レベルの問題がほとんどなので、問題を見たら反射的に解いてください。解くのに時間がかかりそうなら、「飛ばして次の問題を解く」という判断をできるようにしておくことも重要です。問題数がやや多いので、時間配分に注意が必要です。受験生はほとんど全問正解してくるので、差がつくのは、後半の応用問題の部分です。後半の大問になると、小数を含んだ計算問題が多く見られます。普段の計算練習のときから、小数を含む計算問題に重点的に取り組んでおきましょう。

女子学院中学校の国語では、語句の意味や文法、四字熟語などの問題が3割を占め、落とせません。漢字・語句問題は時間配分を考え、先に解く戦略が有効です。また、語彙力を養うために辞書を引く習慣をつけましょう。最近は要旨をまとめる問題が増えているため、文章全体を通して論理や心境の変化を追うことが大切です。記述問題に対応するため、ポイントを押さえて解答する練習も必要です。時間配分を意識して見直しの時間も確保しましょう。

女子学院中学校の理科では「物質と変化」「力のつり合い」「光とレンズ」「電気」などの実験問題がよく出題されます。基礎知識や原理の理解を確実にし、様々な角度から学ぶ姿勢が重要です。試験時間に対して問題量が多いため、解答スピードも必要です。問題の時間配分を見極め、時間がかかりそうな問題は後回しにする判断力を持ちましょう。確実な知識を持ち、自信を持って答えられるよう、過去問での演習も欠かせません。

女子学院中学校の社会は試験時間が厳しいため、即答できる知識を持つことが重要です。「当てはまるものをすべて選ぶ」設問も多いので、基本的な問題を確実に解きましょう。難問は少ないですが、日本史や時事問題に独特の視点からの出題があります。特に女性の地位やジェンダーギャップに関する問題が増えています。問題文が長いため読解力が求められ、記述問題では的確な作文力が必要です。普段からこれらの力を意識して対策しましょう。