東洋英和女学院中の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

東洋英和女学院の算数は、問題形式の変化により、1枚目と2枚目の対策が重要になっています。合格には特に後半の問題が重要であり、大問8、9、10が合否を左右します。過去の合格者の平均点からも、後半の問題の難易度が高いことがわかります。速さや図形の求積、グラフの問題などがよく出題されるため、これらの頻出分野に重点的に対策することが肝要です。

東洋英和女学院の国語では、漢字や語彙、表現が読解問題に組み込まれ、基本レベルの問題が最近の主流です。間違いやすい語彙や表現にも注意が必要で、選択問題では誤りを見極める消去法が重要です。記述問題では適切な長さで要点をまとめるスキルが求められ、意見論述では語彙や作文力が重視されます。これらの力を養うためには、練習が不可欠です。

東洋英和女学院の理科は基本的なレベルで、難問は出題されません。苦手分野を見逃さず基礎を固めましょう。「電磁気」など、中学受験生が苦手にしやすい分野も出されるので、抜けや漏れがないよう、基礎固めを徹底しておくことが大切です。多様な問題に対応できるようにしましょう。計算力や作図、文章記述力が要求されます。A日程とB日程の難度に大きな差はないため、過去問演習を通して対策を進めましょう。

東洋英和女学院の社会は基礎問題を確実に取り、合格点を狙うことが重要です。年によって難易度が変わりますが、合格者の平均点は7割超です。グラフや図を使った問題が多く、正確なデータ読み取りが必須です。出来事の因果関係を考える問題が多く、知識の丸暗記では対応できません。公民分野では時事問題と絡めた出題が多いので、普段からニュースに関心を持ち、関連知識をまとめておくと良いでしょう。