巣鴨中の算数の出題傾向とプロ家庭教師の入試問題対策

巣鴨中学校の算数は、すべて応用問題で、構成が複雑な内容になっています。設問数は比較的少なめですが一問一問の難度が高いため時間配分に気を付けてください。

頻出分野は数の性質で、特に公約数・公倍数、規則性、場合の数が多く見られます。

比に関しては、速さと比、面積比、体積比が多く見られます。特殊算からの出題はあまり多くありません。

かなり難度が高いのは図形問題です。合同や相似、立体図形など複雑な問題が多く出題されています。

途中式や考え方の記述できるように

巣鴨中の算数では、途中式や考え方の記述が求められます。ですので、日頃から、途中式や図を残す習慣をつけておくことが重要なのは言うまでもありません。また、採点する先生が読めるように、最低限、字を丁寧に書く習慣づけも大切です。

部分点をもらえる基準を押さえる

また部分点のポイントを押さえておくことも大切です。「図形問題であれば必要な長さを書いてあるか」、「場合の数なら数えている様子が分かるように書く」などです。

「細長く、狭い解答欄」に対応する練習を

それから、解答の記述で注意が必要なのは、この解答欄が「細長く、書きこむスペースが狭い」ことです。ですので、狭い解答欄に、要点を絞って、途中式や考え方を書く練習を積んでおくようにしましょう。

最終的には、部分点の1点～2点という僅かな差が、「合格する子」「そうでない子」の明暗を分けます。巣鴨を受験する場合は、記述解答の対策は万全に行いましょう。