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広尾学園中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、広尾学園中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。 どうすれば広尾学園中学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
広尾学園中学校 算数 2023年入試データ | |
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配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 四則計算、整数・少数・分数の性質、角度・面積など |
広尾学園中学校 算数の入試問題の傾向
広尾学園中学校の算数は、計算問題1題と応用小問4題からなる小問集合1題と、応用問題4題で、総設問数17問前後の問題構成となっています。
前半は基本的な問題が出題され、後半に行くにつれて、表現が煩雑になり、より応用的な問題が出題されます。
昔に比べると近年の問題は、文章の長い問題、図形問題が増えています。また小問集合もやや複雑な問題が増えてきています。とはいえ、基本的な内容を押さえておけば十分対応できます。あわせて読解力も身に着けておきましょう。
なお医進・サイエンスは小問集合が出題されず、応用問題のみで構成された4問となっており、問題傾向がやや異なります。
広尾学園中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、広尾学園中学校の算数で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
基本的な問題を着実に解けるようにしておく
計算問題は小数や分数をふくむものが多く出題され、問題の難度もそこまで高くありません。着実に点を取れるように演習をしておきましょう。
応用小問や応用問題では、場合の数、数の性質、条件の整理、図形といった頻出単元が頻出しますので、これらの基本的な解き方を身に着けておきましょう。
なかでも図形問題が安定して出題されています。出題内容としては面積・体積を求める問題や、比を用いて何倍の大きさか求める問題など、オーソドックスな問題が中心となっています。
一方で、単に公式を当てはめれば解ける問題は少なく、工夫が必要なものもあります。その後、過去問を解き、どのような問題が出されるか把握して、類題に取り組みましょう。
コース別の対策を
広尾学園では、中高一貫の体制をとっていて中学校3年間は全員同じコースですが、高校から本科コースと医進・サイエンスコースに分かれるために、中学入試の際にどちらかを選んで受験することになります。
本科と医進・サイエンスの大きな違いは解答用紙の答え方です。本科は解答のみの解答用紙となっていますが、医進・サイエンスの解答用紙は、考え方を記入する欄があり、考え方のみでの配点が設けられています。答えが間違ってしまったとしても、考え方が合っていれば得点に繋がるので、最後まで諦めずに解きましょう。
また他の教科との兼ね合いについてですが、医進・サイエンスコースは、大学の医学部を目指す生徒が多いので、合格者平均点が高いことが多いです。算数が得意な受験生も多いので、算数だけでほかの受験生に大きな差をつけることが容易ではありません。よって医進・サイエンスコースで合格を勝ち取るには、算数だけでなく国語・理科・社会の徹底も必要となってきます。
広尾学園中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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