- トップページ
- > 教科別対策 >
- 攻玉社中の理科対策
攻玉社中学校
-理科の入試傾向と合格対策-
このページでは、攻玉社中学校の理科の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば攻玉社中学校の理科を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
攻玉社中学校 理科 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 50点 |
試験時間 | 40分 | 大問数 | 4題 |
頻出分野 | 動植物、水溶液の性質、エネルギー、地球など |
攻玉社中学校 理科の入試問題の傾向
4分野からバランスよく出題され、設問もさまざま
攻玉社の理科は、2021年度は試験時間40分に大問4問、総設問数が38題程度という出題構成になっています。例年、「生物と環境」「物質と変化」「運動とエネルギー」「地球と宇宙」の4分野から、バランス良く出題されています。
出題形式に関しては、記号選択、適語・数値記入が大半ですが、短文記述も見られます。また、記号選択は択一式ではなく複数選ぶ問題もあるので注意が必要です。 幅広い知識はもちろん、計算力や応用力など、様々な力が試される試験と言えるでしょう。
「記号選択」「用語記入」「計算」「作図」など、設問もさまざま
出題形式を見ると、記号選択、用語記入、計算問題、作図問題など、多岐にわたっているのも、攻玉社の理科の特徴です。幅広い知識はもちろん、計算力や応用力など、様々な力が試される試験と言えるでしょう。
年によっては、マニアックな問題も
年にもよりますが、攻玉社の理科では、かなり「マニアック」な問題が出されることがあります。過去には「相同器官・相似器官・痕跡器官」、「ローレンツ力」など、他校ではあまり見かけない問題が出されました。
近年は「総合問題」が増加
また、近年は、「総合問題」の出題が増えているのも、気になる所です。「地球総合」に関しては欠かさず出題されており、2019年と2020年には連続して「物質総合」の問題が出されています。出題範囲が広い「総合問題」で点数を取るには、漏れなく、基礎知識をしっかり固めておくことが求められます。
物質の分野では実験をもとにした問題が見られ、実験器具に関しても基礎知識を身につけておきましょう。エネルギー分野では計算問題が頻出しているので、対策が必要です。 ただし、例年、「地球総合」が大問の中心を占めていましたが、2021年度はまったく出題されませんでした。傾向ががらっと変わる可能性もありますがどの分野でも総合問題は必ず出題される傾向があります。
攻玉社中学校 理科で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、攻玉社中学校の理科で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
「計算問題」の対策が必須
攻玉社の理科で合格点を取るためには、「運動とエネルギー」分野で頻出の「計算問題」への対策が必須になります。計算問題は、基本レベルから難度の高いものまで、幅広く出題されます。
頻出単元は、「てこ」「てんびん」「ばね」「ふりこ」「電気回路」「電磁石」「見かけの速さ」「圧力」「電流と発熱」「濃度」などです。応用レベルの問題まで解けるようにするためには、簡単な問題を数多くこなすよりも、手応えのある問題にじっくり取り組んだ方が効果的です。
とにかく基礎知識を固めることが重要
また、先ほどもお話ししたとおり、攻玉社の理科では時々、かなりマニアックな問題が出題されることがあります。ただ、攻玉社の理科では、基本レベルの問題を落とさなければ、合格点を取ることができます。志望校対策としては、マニアックな知識に時間を割くよりも、基本の知識の徹底に時間を使いましょう。
基本的なレベルの内容ですが、設問が複数の形式で出されているのが特徴です。どのような設問にも対応できるように、過去問を中心に様々な設問に慣れておくことが重要です。
考える力も身につけよう
実験や観察をベースにして問題が出題されることがあります。学校の授業などでも実験や観察などに積極的に参加して、その結果を表やグラフなどでまとめてみましょう。それらを通してしっかりと考える癖をつけておくことも、実験や観察に関する問題の対策になります。
攻玉社中学校の理科で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。