- トップページ
- > 教科別対策 >
- 横浜雙葉中の算数対策
横浜雙葉中学校
-算数の入試傾向と合格対策-
このページでは、横浜雙葉中学校の算数の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば横浜雙葉中学校の算数を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
横浜雙葉中学校 算数 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 50分 |
大問数 | 3題 |
頻出分野 | 四則計算、グラフ、条件の整理など |
横浜雙葉中学校 算数の入試問題の傾向
「思考力」を重視した算数
算数については、「思考力」を重視しているのが横浜雙葉の特徴です。中学入試でよく出される典型題だけでなく、入試本番での臨機応変な対応を求められる独自の問題が出題されることがあります。
2017年には「マッチ棒を使って数を作る問題」という、他では見たことがないような独特な問題が出題されました。
大問2、大問3では、途中式や考え方の記入が必要
ここ数年、横浜雙葉の算数では、大問1で計算問題と応用小問、大問2以降で応用問題という問題構成が続いています。解答用紙を見れば一目瞭然ですが、後半の大問2、大問3では、途中式や考え方の記入を求められる問題が例年出題されています。
図形、グラフ、数の性質などが頻出
出題分野を見てみると、図形、数の性質、数列、割合などが頻出です。
さらに、横浜雙葉の大きな特徴としては、平面図形・立体図形と絡めたグラフの問題がよく出されることが挙げられます。グラフの読み取りだけでなく、作図問題が出題されることもあります。
横浜雙葉中学校 算数で合格点を取る対策ポイント
計算問題では、還元算の対策が必須
大問1では、計算・応用小問が7問出されるのが、例年のパターンです。煩雑な計算を必要とする問題が出されることもあるので、しっかり対策をしておきましょう。
一行問題でも油断は禁物
応用小問では、特殊算、割合と比、平面図形、立体図形などが出されます。横浜雙葉の場合、応用小問といっても、公式に当てはめれば解ける問題ばかりではありません。
「犬の動くことのできる範囲の問題」が出されたように、応用力が必要とされる問題もよく出されるので、油断は禁物です。
「途中式」・「考え方」を書く習慣を
横浜雙葉の試験は、試験時間50分に対し、総設問数が15問前後となっています。手応えのある問題が多いため、試験時間にそれほど余裕はありません。
ただ、後半で出される、途中式や考え方を書く必要がある応用問題では、解き方の過程が採点者にきちんと伝わらなかった場合、答えがあっていても、点数がもらえない可能性があります。
入試本番の限られた時間の中できちんと解答を書くためには、普段から、途中式や考え方を素早くきれいに書く習慣を身につけておくことが大切です。
「図形」「規則性」「数の性質」は重点的に対策
横浜雙葉の算数で高得点を取るためには、大きな比重を占める図形問題への対策が不可欠になります。特に、水槽の体積や点の移動と絡めたグラフの問題、立体図形の体積を求める問題、点の移動と面積の関係について問う問題などが頻出です。
また、「規則性」や「数の性質」に関する問題もよく出題されています。
これらの頻出単元については、基本的な典型題だけでなく、応用レベルの問題にも触れ、重点的な対策をしておきましょう。
横浜雙葉中学校の算数で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。