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慶應中等部
-国語の入試傾向と合格対策-
このページでは、慶應中等部の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば慶應中等部の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
慶應中等部 国語 2023年入試データ | |
---|---|
配点 | 100点 |
試験時間 | 45分 |
大問数 | 5題 |
頻出分野 | 小説、説明文、知識問題、漢字 など |
慶應中等部 国語の入試問題の傾向
慶應中等部の国語は、前半に読解問題2題、後半に知識問題3題という問題構成です。問題数は37問と、試験時間に対してやや多くなっています。
しかし、設問の中心は記号問題となっており、知識問題の出題も多くなっています。ここにあまり時間を取られなければ、読解問題に十分時間を割くことができます。
読解問題は、物語文、随筆、論説文が中心です。
また、知識問題では、慣用句やことわざなどのほかに、詩や俳句、文学史、しりとり、芝居のせりふ、時事を絡めた問題、外来語や略語、数詞など、一風変わった問題も出されます。
このように、他校では見られないユニークな問題、意表を突いた問題が出されるのが特徴です。
社会常識を問うような、広い意味での国語力を求められる試験と言えるでしょう。解答しやすい問題もありますが、ケアレスミスなどで落とすことのないよう注意が必要です。
慶應中等部 国語で合格点を取る対策ポイント
こうした入試傾向を踏まえて、慶應普通部の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。
慶應中等部の国語で合格点を超えるためのポイントは大きく2つです。
1つは、前半の読解問題でできるだけ高得点を取ることです。
もう1つは、後半の語句の知識問題、文学史、俳句などの韻文、漢字問題など、慶應中等部の特色が全面に出た問題でどれだけ点数を積み上げることができるかです。
かなり高い頻度で出題されている文学史と俳句は、きちんと対策すれば得点源になりますし、他の受験生とも差をつけることができます。
過去問を活用し、どのような問題が出される傾向かを確認するなど、しっかりと対策をしておきましょう。
特に、「俳句をつくりなさい」という俳句創作の問題などは、いきなりでは対応できませんので、事前に演習を交えながら準備しておくことが必要です。
また、文学史は、作品名や著者名を暗記するだけではなく、作品の内容や登場人物などを把握しておくといった、踏み込んだ勉強が必須です。
慶應中等部の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。
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