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慶應中等部
-国語の入試傾向と合格対策-

このページでは、慶應中等部の国語の入試傾向と対策ポイントについて解説しています。
どうすれば慶應中等部の国語を解けるようになるのか、合格点を取れる志望校対策のポイントを具体的に解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

慶應中等部 国語 入試データ
配点 100点
試験時間 45分
大問数 例年5~6問
頻出分野 物語文、論説、随筆、文学史、知識問題、韻文(俳句等)、漢字書き取り等
慶應中等部 国語入試問題

慶應中等部 国語の入試問題の傾向

受験生の意表を突くユニークな出題

慶應中等部の国語は、他校では見られないユニークな問題、意表を突いた問題が出されるのが特徴です。例を挙げると、しりとり、芝居のせりふ、時事を絡めた問題、外来語や略語、数詞など、国語の問題といえるのか判断に困るような、一風変わった問題も出されます。どちらかというと、社会常識を問うような問題が、広い意味での国語力を試す問題として出題されます。

読解問題は、小学生には難しい言葉が並ぶ

読解問題は、物語文、随筆、論説文等が出題されますが、文章そのものはそこまで難解なものではありません。傍線部の前後に解答の手掛かりがあることが多いので、過去問で形式に慣れてしまえばそこまで苦労はしないかもしれません。

ただし、小学生には理解が難しい言葉が並ぶ文章が取り扱われるケースが多いです。また、設問では、「語句の意味」、「かなづかい」、「暗喩表現」、「接続詞や副詞の空所補充」など、知識問題が問われることが多いのが特徴です。

文学史と俳句は定期的に出題

慶應中等部の国語は、文学史と俳句は定期的に出題されています。俳句は出題されない年度があるものの、2017年では再び出題されるなど、今後も出題される可能性は高く、対策が必要です。

同じ慶應附属校でも、普通部とは傾向が異なる

同じ慶應の附属校でも、普通部の国語と比べるとかなり特色は異なります。ひとことで言うと、中等部の国語は普通部と比べると、より「教養的な要素」に重点が置かれていると言えます。

先ほどもお伝えしたような、俳句や文学史などの問題が頻出である点なども、そのことを表していると言えます。「慶應は慶應」とひとくくりにせず、中等部の出題傾向に即した対策が必要です。

普通部の国語より易しいと思われているが・・・

中等部の国語は、普通部の国語よりも易しい、というイメージが一般的にはあるかもしれません。問題自体の難度はたしかに易しい面もありますが、その分、取りこぼしは許されず高得点勝負となるので、試験として突破しやすいわけではありません。

首都圏の最上位層の受験生が集まる(特に女子)ので、油断は絶対に禁物です。

慶應中等部 国語で合格点を取る対策ポイント

こうした入試傾向を踏まえて、慶應普通部の国語で合格点を取るための勉強方法と志望校対策のポイントをお伝えしていきます。

読解問題で高得点を稼ぎ、教養が問われる知識問題で勝負

慶應中等部の国語で合格点を超えるためのポイントは大きく2つです。1つは、前半の読解問題でできるだけ高得点を取ることです。もう1つは、後半の語句の知識問題、文学史、俳句などの韻文、漢字問題など、慶應中等部の特色が全面に出た問題でどれだけ点数を積み上げることができるかです。後半の知識問題は、伝統的な文化への関心や教養が問われるだけでなく、受験生の成熟度、大人度が試される問題です。

頻出問題の文学史と俳句は徹底対策

かなり高い頻度で出題されている文学史と俳句は、きちんと対策すれば得点源になりますし、他の受験生とも差をつけることができます。特に、「俳句をつくりなさい」という俳句創作の問題などは、いきなりでは対応できませんので、事前に準備しておくことが必要です。

漢字問題は、「大人の文章に接してきた量の差」が出る

例年出題される漢字書き取りは落としたくない問題です。ただし、慶應中等部の漢字は、実際に問われているのは語彙力や受験生の「大人度」を問われる問題です。

「メイジョウし難い心境だ」「大自然が人をハグクむ」「国連ケンショウについて学ぶ」等、単純に漢字が書けるかどうかではなく、大人の文章にどれだけ接してきたか、社会常識や大人の視点、語彙力で差がつく問題が目につきます。こうした特色を理解して、漢字問題も対策をすることが合格につながります。

文学史は、他校と違い丸暗記では対応できない

また、慶應中等部の国語で頻出の「文学史」も、ただの丸暗記では点数を稼げる問題だと捉えてしまいがちですが、ここは落とし穴です。過去の出題例で見てみると、”『坊っちゃん』『銀河鉄道の夜』『山椒大夫』などの冒頭を読み、登場人物を選ぶ”という問題が出題されています。

文学史で多い「作品名と作者をセットで暗記している」だけでは対応できません。慶應中等部の国語で「文学史」は外せないですし、点数の差がつきやすいので、踏み込んだ勉強が必要です。

慶應中等部の国語で合格点を取るには、こうした入試問題の傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。

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